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子供ながら頭の良いマルクは、周囲からいつも頼られていた。しかし、カービィがポップスターに現れてからというもの、その取り巻きは次第にカービィばかりを称賛し頼るようになった。様々な事件を解決するカービィの強さは本物で、正に英雄。表面ではそんなカービィの実力を讃えつつ、内心ではカービィに対する激しい嫉妬心が渦巻いていた。ボクの方がもっと、ずっと凄い。頭が良いのに。という自己顕示欲と嫉妬が彼の中でぐつぐつと煮え立って行った。
そんな時、願いを叶える大彗星ノヴァの事を知り、カービィ以上に力のある存在になれば、皆また自分のことを褒めてくれるんじゃないだろうかという発想に至り、【銀河に願いを】の事件を引き起こす。最後には改心してノヴァと暮らす事となる。戦いの事しか分からない駄ロボットなノヴァだが、マルクにとっては自分を頼ってくれる大事な存在。
ちなみに、グリルとは幼馴染の関係だが彼女の事も死ぬほど嫌っている。それと言うのも幼い頃から魔法の天才であった彼女に悪気無くプライドを傷付けられ続けている為であるが、グリル自体はマルクの事を親友だと思っている。