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かつて、星の戦士の一族がゼロを封じた時、一族は呪いを受けた。その呪いは一族自体の抵抗力や生殖力などを削る緩やかな呪いであり、彼らは呪いを解こうと奮闘するも数を減らし続けていった。そこで、彼らは一人一人の力を全て集めてカービィという一族で 最も潜在能力の高かった少年に託した。一人でも宇宙の平和を守れる様に願いを込めて。その後、力を渡した彼らは呪いに倒れ、その命を絶やしていった。
当時12歳だったカービィは力を貰い受けた余波で今までの記憶を失ってしまった。自分が星の戦士という事も忘れているが、それでも誰かが助けを求めると彼は自分でも分からない責務感を覚え、剣を取り戦うのだった。
……という重い設定も彼自身は知らないので、よくデデデ城に居座っては日々楽しく暮らしている。